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観賞魚の診療所

観賞魚や金魚の病気について、ご参考にしてください。

 

金魚のヘルペスウイルス症

症状
春と秋によく発生する金魚だけに見られる病気です。この病気は外見的な異常が無いまま病魚は衰弱して死に至ります。しかしこのような病魚の鰓を見ると、色が淡いピンク色を呈しており病魚は、かなり貧血を起こしていることがうかがえます。さらに病魚を解剖してみると腎臓や脾臓に異常が認められます。
(写真提供 三重大学)

原因
本病の原因は、ヘルペスウイルスが、金魚の腎臓や脾臓など血液をつくる内臓に感染するために起こります。これらの内臓は血液を作る場所であるため、病魚は血液を作れなくなり、貧血を起こします。そのため鰓の色が淡くなります。本病の原因となるヘルペスウイルスは、金魚のみ感染します。
対策
このヘルペスウイルスは、水温が15−25℃のときに金魚に感染しやすいことが解っていますので、予防策として春と秋は、この水温域をはずして金魚を飼育することが推奨されています。また本病は感染力が強いので病魚はすみやかに隔離して下さい。

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鯉の眠り病

症状
眠り病は、越冬中の錦鯉に多く見られる病気で、その名が示す通り鯉が死んだように池の底に横たわっています。このとき病魚を驚かせると数秒間泳ぎ出しますが、しばらくするとまた眠るように横たわります。そして病魚は衰弱しながら、やがて死に至ります。この病気は、集団で見られるため、その光景は不気味です。
眠り病の錦鯉
原因
眠り病の原因は、鯉の鰓にポックス ウイルスが感染するために発生するといわれています。
対策
本病の対策としては0.5%の塩水浴(水100Lに対して食塩500g)と細菌の二次感染を防ぐためグリーンFゴールドやエルバージュエースのような抗菌剤による薬浴が推奨されています。

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熱帯魚のイリドウイルス病

症状
東南アジアより輸入されるランプアイやドワーフグラミーについて見られる病気です。外観的な症状は、体色が黒ずんだり、腹水が貯まるために腹部が膨張します。 これらの病魚を解剖しますと脾臓が腫れている事がわかります。

(写真提供 三重大学)

原因
この病気は、イリドウイルスが脾臓に感染するために発生するウイルス感染症です。東南アジアから輸入されるランプアイとドワーフグラミーが輸入直後から衰弱して次々と斃死してゆく場合、本病の疑いが考えられます。
対策
有効な治療法はありませんが、輸入後の水質管理等で魚にストレスが掛からないように飼育することが推奨されています。 また、本疾病について輸送時のストレスが引き金になっていることが考えられるため、輸送水に抗菌剤を入れ、魚を輸送する試みが試験中です。

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リンホシスチス病

症状
熱帯魚のうち、汽水域で生息する魚に良く見られる病気です。これらの魚は、他の熱帯魚と同様に淡水で飼育されることが多いので、これがストレスとなって本病気が汽水魚に発生すると言われています。症状としては、水泡状の白色の付着物が体表および鰭に認められることです。ただし、本病気で魚が死ぬことは、まれです。
(写真提供 日本獣医生命科学大学)
本病気は、汽水魚に多く見られます。
原因
この病気は、リンホシスチスウイルスが汽水魚の皮膚に感染するために発生します。
対策
本病気は、汽水魚が淡水環境で飼育されることにより、発生することが多いのでその対策としては、病魚を食塩浴(1−1.5%)することが有効です。

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